Dec
24
0
PHPのexplode

`explode` 関数は、指定された文字列を、指定された区切り文字で分割し、その結果を配列として返す PHP の組み込み関数です。以下は基本的な使い方の例です。

<?php
$string = "apple,orange,banana,grape";

// explode 関数を使用して文字列を区切り文字 ',' で分割し、結果を配列に格納
$fruits = explode(",", $string);

// 分割された結果を表示
print_r($fruits);
?>

この例では、文字列 “apple,orange,banana,grape” をコンマ `,` を区切り文字として `explode` 関数で分割し、結果を `$fruits` 配列に格納しています。`print_r` 関数を使用して配列の内容を表示しています。

この例の出力結果は次のようになります。

“`
Array
(
[0] => apple
[1] => orange
[2] => banana
[3] => grape
)
“`

各果物が配列の要素として分割され、配列に格納されています。`explode` を利用することで、文字列を指定した区切り文字で簡単に分割し、それを配列に変換することができます。

Dec
24
0
PHPのcount_chars

`count_chars` 関数は、指定された文字列内の各バイト (ASCII 文字) の出現回数を数えて、結果を配列として返す PHP の組み込み関数です。以下は基本的な使い方の例です。

<?php
$string = "Hello, world!";

// count_chars 関数を使用して文字列内の各バイトの出現回数を数える
$result = count_chars($string, 1); // 第二引数に 1 を指定すると、出現回数を返す

// 結果を表示
print_r($result);
?>

上記の例では、文字列 “Hello, world!” 内の各バイトの出現回数を数え、結果を配列で表示しています。`count_chars` の第二引数に `1` を指定することで、出現回数を取得します。

この例の出力結果は次のようになります。

“`
Array
(
[32] => 1 // ASCII コード 32 (’ ‘) が 1 回出現
[33] => 1 // ASCII コード 33 (’!') が 1 回出現
[44] => 1 // ASCII コード 44 (’,') が 1 回出現
[72] => 1 // ASCII コード 72 (’H') が 1 回出現
[100] => 1 // ASCII コード 100 (’d') が 1 回出現
[101] => 1 // ASCII コード 101 (’e') が 1 回出現
[108] => 3 // ASCII コード 108 (’l') が 3 回出現
[111] => 2 // ASCII コード 111 (’o') が 2 回出現
[114] => 1 // ASCII コード 114 (’r') が 1 回出現
[119] => 1 // ASCII コード 119 (’w') が 1 回出現
)
“`

この配列は、ASCII コードをキーとし、各文字の出現回数を値として持っています。

Dec
24
0
PHPのconvert_uudecode

`convert_uudecode` 関数は、PHPで uuencode 形式のデータをデコードするために使用されます。uuencode 形式は、バイナリデータをASCIIテキストに変換するためのエンコード方式の一つです。

以下は、`convert_uudecode` 関数の基本的な使用例です。

<?php
// uuencode 形式のデータ
$encoded_data = "
begin 644 example.txt
,&5L;&@=&AE(&1E<W0@97$@9F]R(&)O='1E9"!A;F0@
`
end
";

// convert_uudecode を使用してデコード
$decoded_data = convert_uudecode($encoded_data);

// デコードされたデータを表示
echo $decoded_data;
?>

この例では、`convert_uudecode` 関数を使用して uuencode 形式のデータをデコードし、デコードされたバイナリデータを表示しています。`convert_uudecode` 関数は、デコードに成功した場合にバイナリデータを返し、失敗した場合に `false` を返します。

注意: `convert_uudecode` は PHP 7.2.0 で非推奨となり、PHP 7.4.0 で削除されました。代わりに `uudecode` 関数を使用することが推奨されます。また、`uudecode` 関数も PHP 7.2.0 で非推奨となり、PHP 7.4.0 で削除されました。代わりに MIME ヘッダ付きで `base64_decode` 関数を使用することが一般的です。

Dec
23
0
PHPのchunk_split

`chunk_split` 関数は、文字列を指定した長さで区切り、区切り文字を挿入する PHP の関数です。主に、Base64 エンコードや MIME エンコードなどで利用されます。

基本構文は以下の通りです:

string chunk_split(string $str, int $length = 76, string $end = "rn")

- `$str`: 区切る対象の文字列。
- `$length`: 一つのチャンクの長さ。デフォルトは 76 文字です。
- `$end`: チャンクの終わりに挿入される文字列。デフォルトは “rn” です。

以下に具体例を示します:

<?php
$str = "abcdefghijk1234567890";

// 文字列を4文字ごとに区切り、チャンクの終わりに "_" を挿入
$chunked_str = chunk_split($str, 4, "_");

echo $chunked_str;
?>

この例では、`$str` の文字列を4文字ごとに区切り、各チャンクの終わりに “_” を挿入しています。出力結果は次のようになります:

“`
abcd_efgh_ijk1_2345_6789_0
“`

主に MIME エンコードの Base64 エンコードで使用されることがあります。デフォルトでは、Base64 エンコードの際に76文字ごとに改行が挿入される形式に使われます。

Dec
23
0
PHPのchr

`chr` 関数は、指定された ASCII コードに対応する文字を返す PHP の関数です。基本的には、整数値を ASCII 文字に変換するために使用されます。

基本構文は以下の通りです:

“`php
string chr(int $ascii)
“`

- `$ascii`: ASCII コード。0 から 255 の範囲の整数です。

以下に具体例を示します:

“`php
$ascii_code = 65; // ASCII コード 65 は大文字の 'A'

// ASCII コードを文字に変換
$character = chr($ascii_code);

echo $character;
?>
“`

この例では、`$ascii_code` に ASCII コードとしての整数値 65 を指定し、`chr` 関数を使ってそれを文字に変換しています。出力結果は次のようになります:

“`
A
“`

`chr` 関数は ASCII コードに対応する文字を返すだけでなく、UTF-8 や他のエンコーディングにおいても使用することができます。ただし、UTF-8 などのマルチバイトエンコーディングにおいては、 `mb_convert_encoding` などの関数を使用したり、エンコーディングに注意する必要があります。